【世界一受けたい授業】アレルギー8つの新事実と対策(花粉症&ハウスダスト)

【世界一受けたい授業】アレルギー8つの新事実と対策(花粉症&ハウスダスト) ウイルス/花粉症対策

2023年9月23日(土)放送の『世界一受けたい授業』。

花粉やダニが大量発生!秋も怖いアレルギー8つの新事実とその対策を紹介します。

教えてくれるのは20年以上アレルギー診療に特化し、医師に講義も行っている昭和大学医学部准教授の鈴木慎太郎先生です。

テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

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秋のアレルギー8つの新事実と対策

【世界一受けたい授業】アレルギー8つの新事実と対策(花粉症&ハウスダスト)

アレルギー研究の権威である鈴木慎太郎先生が教える秋のアレルギーの新事実とその対策を紹介します。

①秋の花粉症は風邪に似ている

8月~10月にかけて多く飛散する秋の花粉ですが、調査によると花粉症に悩まされる人の約4割が秋の花粉症であると判明しました。

花粉症と言えばスギ・ヒノキ・シラカンバなど春のイメージですが、ブタクサ・ヨモギ・カナムグラなど秋にも花粉は大量に飛散。

秋の花粉症は春の花粉症と比べて気づきづらいんです。

秋の花粉症に気づきづらいのは風邪の症状に似ているから。

春のスギ花粉(約30~35㎛)に比べると、秋のブタクサ花粉(約17~18㎛)は半分の大きさ。

春の花粉の大きさだと鼻毛などにキャッチされてそこから先には入り込めないことが多いのですが、秋のブタクサ花粉は小さいので遺物の侵入を防ぐ鼻毛を突き抜けて気管まで到達し、せきなどの症状を引き起こします。

風邪か花粉症かの見分け方は、風邪は鼻水の色が黄色になることが多いですが、秋の花粉症は透明な鼻水なので見分ける基準の一つになります。

さらに花粉症からくる目のかゆみは悪化すると結膜炎になることもあるので注意が必要です。

花粉は直接皮膚につくことにより肌が荒れる「花粉皮膚炎」を引き起こします。花粉症は60代を過ぎてもある日突然発症することも。今は症状がなくても突然発症する可能性もあるんです。

②秋に増えるダニが原因のアレルギー性鼻炎

秋はダニが最も多い季節のため、ハウスダストアレルギーに要注意。

生きているダニは梅雨の時期から夏に繁殖し始め、9~10月の秋に多く孵化します。

注目はそのフン、秋になるとダニアレルギーの一因となるフンが一気に増加。

夏の猛烈な暑さの影響でダニが増えているので、今年の秋は特に注意が必要です。

③腸内環境を整えて花粉症予防

花粉症で起こってしまう意外な症状が便秘。

花粉症の人の胃腸に花粉が侵入するとアレルギー症状で便秘や下痢になる人もいるんです。

花粉の中でも粒子が小さいブタクサ花粉は胃腸に入り込みやすいのが特徴。

近年では花粉のアレルゲンが原因で悪化する胃腸疾患も知られています。

腸内には花粉症などアレルギーにかかわる免疫細胞の約60%があります。

そのため納豆やヨーグルト、味噌や漬物といった発酵食品を積極的に食べる腸活は花粉症を手軽に予防できます。

完全には治せませんが、症状を緩和したり出にくくすることはできるんです。

秋に急増!正しいダニ対策

アレルギーに悩む多くの原因は花粉ですが、次に多いのがハウスダストです。

室内のほこりなどによって鼻炎や目のかゆみからくる結膜炎、悪化すると皮膚の炎症を発症します。

実際に子どもがダニのハウスダストで怖い思いをしたという人もいました。

家事をして子どもを見守りしていたとき、十数分ほど子どもの姿が見えなかったんだそう。

すると大泣きする声が聞こえて行ってみると離れた部屋で子どもを発見。

目の下が大きく赤く腫れ、ところどころ蕁麻疹が。

突然アレルギー症状を発症した理由は使っていない布団で寝たこと。

今の時期、ダニやダニのフンが最も増えます。

特に夏の猛暑で今年はダニが大量発生、中でも寝具はダニが繁殖しやすい場所なので、秋冬用に布団を切り替えるこれからの時期が要注意。

ダニなどの異物が体内に入ると体は排除しようと免疫反応を起こします。

その結果アレルギー性鼻炎やぜんそくが発症、ひどい場合は大きく腫れてしまいます。

ぜんそくは軽症の人でも突然死する可能性のある恐ろしい病気です。

ダニアレルギーも誰でもある日突然発症する可能性はあるんです。

ハウスダストの原因となるダニは一般的な掃除機でも退治できます。掃除機を一方向ではなくゆっくり縦横二方向からかけると多くのハウスダストを吸引できます。また布団の天日干しはダニの繁殖を抑えられますが、ダニの死骸やフンはなくならないので掃除機をかけましょう。布団や枕に掃除機をかける場合はカートリッジを変えるかストッキングを被せるなど衛生的に行ってください。

④汗でアレルギーを発症

今年の猛暑は長丁場となり、10月も全国で気温が平年よりも高い予想が出ていて厳しい残暑に。

汗アレルギーは汗をかいた場所に蕁麻疹(コリン性蕁麻疹)ができ、ビリビリとした痛みが出ることもあります。

汗を分泌する汗腺から出るアセチルコリンという物質が皮膚に刺激を与え、蕁麻疹が出てしまうんです。

汗アレルギーの人は体温が上がるとかゆみが増すため、熱いお湯や辛い食べ物、お酒の飲みすぎを避けるのが良いと考えられています。

軽度の症状の場合はほとんどが治療しなくても体が慣れていき自然に治ります。

ただし、まれにアナフィラキシーなどの重篤な症状に陥ることもあるので、異変を感じたら皮膚科を受診するようにしましょう。

アトピー性皮膚炎の最新治療薬

アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は皮膚を守る機能が弱っていることが知られていて、外部からの刺激に過剰に反応してしまいます。

アトピー性皮膚炎の治療をきちんと行うことで皮膚のバリア機能が高まり、アレルギーの予防にもつながっていきます。

アトピーの治療法は常に進化していて、塗り薬、飲み薬、注射薬から7つの新薬が登場。

その中でも最新の注射薬「ミチーガ皮下用シリンジ」はそもそものかゆみ自体を抑えることに特化し、かゆみ→かく→皮膚の炎症といった悪循環を断つ効果が期待されます。

実際に治療した方は約4週間でアトピーが改善、湿疹やかゆみも軽減されました。

⑤秋に危険!カビアレルギー

秋に危険なのが「アルテルナリア」や「マラセチア」など空気中に漂うカビによるアレルギーです。

カビと言えば梅雨~夏に増えるイメージですが、実は秋が要注意なんです。

秋になるとカビが乾燥して胞子となって空気中に漂います。

そのカビが呼吸によって体内に侵入し、せきや肌荒れなどの症状を引き起こすんです。

実は日本人の多くが悩まされているカビアレルギー、近年の気温上昇により湿度が高まりカビが増殖しやすくなっています。

浴室や押し入れなどの風通しが悪いところはカビが発生しやすいため、特に換気が必要です。

カビはダニのエサになるため、カビを防ぐことはハウスダスト対策にもなります。

11月から最新アレルギー検査が可能に

今年の11月からは最新のアレルギー検査を誰でも受けることができるようになります。

旧→13項目(約50項目から選択)、結果は約1週間後

新→45項目、結果は約15分後、保険適用で4590円※保険適用3割負担の場合の検査費用のみ、診断料や採決料金などは含まれていません。

⑥遅れて症状が出る遅延型アレルギー

アレルギーにはそばアレルギーなど摂取してすぐにかゆみや蕁麻疹などの症状が現れる即時型と、摂取して数時間経ってから症状が現れる遅延型があります。

金属に触った部分に赤みやかゆみが生じる金属アレルギーも遅延型です。

金属に触ってから数時間後、場合によっては数日経ってから症状が出ることもあります。

金属アレルギーは日本人の10人に1人以上が発症していると言われていて、芸能界ではみちょぱさん(池田美憂さん)も金属アレルギーの一人です。

金属アレルギーは金属製のものに触る以外にも発症してしまうリスクがあります。

そのリスクとは金属を含む食品を食べること。

実はごく微量に金属を含む豆類などの食品を食べ過ぎてしまうことにより、突然発症してしまうこともあるんです。

たとえばチョコレートにも微量の金属が含まれています。

金属アレルギーを詳しく調べるためには皮膚に専用のシールを貼るパッチテストを受ける必要があります。

気になる方は医師に相談してみてください。

⑦ストレスが原因!電車でアレルギー

私たちが普段よく利用する電車でもアレルギーになることがあります。

実際に電車の中で症状が出たという50代の方は、電車に乗った際に動悸や息苦しさがあったんだそう。

電車で発症するアレルギーの原因は振動。

電車などの少しの振動でも発症し、蕁麻疹などの症状が現れる「振動アレルギー(振動蕁麻疹)」。

詳しい原因は分かっていませんが、振動が体のストレスになり自律神経が乱されて起こる症状です。

生活習慣が乱れていたり、日常生活でストレスがある方が振動アレルギーになりやすいとされています。

電車の中で症状が出た50代の方は適度な運動や早寝早起きなど生活習慣を改善した結果、今では治って電車にも乗れているそうです。

他にも急激な温度差によってくしゃみや鼻水などが発症する「寒暖差アレルギー(寒冷蕁麻疹)」や、ゴム製品を触るとアナフィラキシーショックを引き起こすこともある「ラテックスアレルギー」など、意外な原因でアレルギーになったり原因不明のものもあるため、なぜ体調が悪いのかわからない場合は医師に相談しましょう。

⑧食物アレルギーのリスク低下はペットを飼うと◎

今年3月、福島県立医科大学が“あること”をすると子どもの食物アレルギーが下がる可能性があるという研究結果を発表しました。

その“あること”とはペットを飼うこと。

まだ詳しいメカニズムまでは分かっていませんが、3歳ぐらいまでの小さな子どものときにペットを飼い始めるとアレルギーを引き起こす原因物質を抑える腸内細菌叢(そう)・フローラが増えると考えられています。

ペットによって皮膚のバリア機能や精神安定効果の向上が期待されます。

ただ犬や猫に元々アレルギーがある方が飼ってしまうと逆効果。

またペットの毛の中にはダニがいる場合もあるので、ダニアレルギーがある方も要注意。

ペットを飼おうとする方はしっかりと検査をしてから飼ってください。

おわりに

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秋の最新アレルギー対策、ぜひ参考にしてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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