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【長崎】世界遺産登録!「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」【熊本】

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潜伏キリシタン

目次

ついに正式登録!日本のキリシタンの歴史が世界遺産に!

こんにちは!
カズ()です。

 

ユネスコの世界遺産に登録されることを目標に長年の間進められてきた、

長崎・天草の潜伏キリシタン関連資産群。
 
この夏ついに世界遺産として正式に登録されることが決定したようです。

 
 
この話題、ニュースなどでも定期的に取り上げられていたのを見ていたので、

「一体どうなるんだろう・・・?」とハラハラしながらも密かに期待しながら待っていました(笑)

 
 
今回はその「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について詳しく見ていこうと思います。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」とは?

潜伏キリシタン
▲天草市にある崎津教会

元々は2007年に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」という名前で

日本の文化庁が初めて世界遺産の候補として選定し、

その後にユネスコ側から「長年に渡るキリスト教禁教の歴史にもフォーカスしなさい!」

 

とのダメ出しも食らいつつ・・・(笑)

更にそれから地道に協議を重ね続け

 

10年以上の年月を経て「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」

として晴れて今回の登録が決まったという流れです。

 

潜伏キリシタン

 

今回正式に世界遺産として登録されることになった潜伏キリシタン関連資産群は、

 
 

 長崎県
・原城跡(南島原市)
・平戸の聖地と集落(中江ノ島)(平戸市)
・平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)(平戸市)

 

・外海の出津集落(長崎市)
・外海の大野集落(長崎市)
・野崎島の集落跡(小値賀町)
・頭ヶ島の集落(新上五島町)

 

・奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)(五島市)
・久賀島の集落(五島市)
・黒島の集落(佐世保市)
・大浦天主堂(長崎市)

 

 熊本県
・天草の﨑津集落(天草市)

 
 

以上の長崎・熊本両県の計12地域となります。

改めて見てみるとけっこうな数と範囲ですよね。

そもそも潜伏キリシタンってなに?

潜伏キリシタン
▲南島原市にある原城跡

隠れキリシタン(かくれキリシタン)は、日本の江戸時代に江戸幕府が禁教令を布告してキリスト教を弾圧した後も、密かに信仰を続けた信者である。以下の2つに分けられるが、一般に両者を区別せずに呼ぶ。
1. 強制改宗により仏教を信仰していると見せかけ、キリスト教(カトリック)を偽装棄教した信者。
2. 1873年(明治6年)に禁教令が解かれ潜伏する必要がなくなっても、江戸時代の秘教形態を守り、カトリック教会に戻らない信者。
敢えて両者を区別する場合、1は「潜伏キリシタン」、2は「カクレキリシタン」(すべて片仮名で表記)と呼ぶ。

 

Wikipediaより

 

細かく言うと「潜伏キリシタン」「カクレキリシタン」という二つの呼ばれ方があるみたいですね。

 
 

1549年に日本を訪れた宣教師フランシスコ・ザビエルによって

始めて日本にキリスト教が広まることになるわけですが、

その後の豊臣秀吉によるバテレン追放令

徳川幕府によるキリスト教禁教令により信者に対する弾圧が始まります。

 

教科書でも習った踏み絵などが有名ですよね。

その後、

強制的な改宗や厳しい年貢の取り立てに耐えかねた住民が

キリシタンを中心に一揆を起こして島原半島にあった原城跡に立て籠もります。

これが世に言う「島原の乱」ですね。

 
 

ですが、一揆軍は幕府軍による総攻撃とその後の処刑によって

籠城した老若男女約37,000人のほとんどが皆殺しにされてしまったのだとか・・・

この出来事がその後の日本の鎖国の引き金になったとも言われているようですよ。

 

そしてわずかに生き残った人々は五島列島のような離島の険しい山奥などに逃れて深く潜伏。

仏教徒に成りすまして観音像をマリア様に見立てて、

マリア観音として祈りを捧げたりしてひっそりと信仰を守り続けます。

 
 

1873年におよそ250年続いた「キリシタン禁教令」が解かれて信教の自由が保障された後も

カトリックとは一線を画して独特の風習を守り続けてきた人たちが「カクレキリシタン」なんですねぇ・・・

 

そしてなんと!

現在も少数のカクレキリシタンの人たちの集落が長崎県に存在しているそうですよ!

 
 

日本の有名なキリシタンといえばアノ人!

潜伏キリシタン

ところで皆さん、キリシタンと聞いて誰を思い浮かべますか?

もちろんあの有名な天草四郎ですよね。

 

本名を益田四郎時貞といい、現在の熊本県上天草市に生まれました。

その後、キリストも顔負けの様々な奇跡を起こしたりして

徐々にキリシタンたちの間でカリスマ的な人気を得て救世主として持ち上げられていくことになるわけですが、

 

当時まだ16歳の少年だったその天草四郎が一揆軍の総大将として幕府と戦ったなんて、

なんだか凄い話ですよねぇ・・・

 
 

まさに歴史上の伝説の人物。

ちなみに長崎出身の美輪明宏さんはその天草四郎の生まれ変わりなんだそうですよ!

・・・すごい(笑)



潜伏キリシタンを扱った作品


▲映画「沈黙ーサイレンスー」予告編

この潜伏キリシタンの歴史を扱ったものとして有名なのが

今回登録された世界遺産を構成する資産群の一つで、

潜伏キリシタンの里である長崎県の黒崎地区が舞台となっている

遠藤周作の小説『沈黙』です。

 
 

そして、その遠藤周作の「沈黙」を原作として

あのハリウッドの巨匠・マーティンスコセッシ監督がメガホンをとった映画「沈黙ーサイレンスー」。

浅野忠信さんや窪塚洋介さんなど、

たくさんの日本の俳優さんたちが出演していることでも話題になりましたよね。

この記事のまとめ

・日本のキリシタン文化が世界遺産に登録!

・「潜伏キリシタン」とは弾圧から信仰を守り抜いてきた人たちのこと

・島原半島南部の原城跡が「島原の乱」の舞台

・美輪明宏さんは天草四郎の生まれ変わり!

今回は潜伏キリシタンの歴史について調べてみました。

世界遺産への登録を機に、映画や小説などを利用して

当時のキリシタンの人たちに思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。
 
 
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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