2021年2月9日（火）放送の『林修の今でしょ！講座2時間SP』。
大ヒット商品を医学と科学で斬ってみた、過去最高売り上げを更新中の『油』講座SP。
現在大ヒット中の9商品を番組がピックアップし、栄養素やその健康効果を比較し徹底調査しました。
この記事では肝臓を元気にしてくれる油、ごま油(胡麻油)の健康パワーやアレンジレシピについてまとめています。
ごま油の肝臓に良い健康効果まとめ
かどや純正ごま油
ごま油は胡麻に圧力をかけて油を抽出したものです。
肝臓は体内で活性酸素が溜まりやすい場所ですが、ごま油に含まれるゴマリグナンが活性酸素を撃退して肝臓を守ってくれます。
1日大さじ1杯程度が目安です。
ごま油はクレオパトラも愛用していたと言われていて、食用以外にボディオイルとしても愛用していたそうです。
また、インドの伝統医学の1つ『アーユルヴェーダ』では熱したごま油でマッサージなどを行っています。
その中で医師がイチ押しするごま油が『かどや純正ごま油』。
1967年に発売され、年間2500万本売れている定番のごま油です。
さらに2021年2月15日には、ごま油初の特定保健用食品(トクホ)『かどや製油の健やかごま油』が発売されます。
ゴマリグナンは血液中の悪玉コレステロールを撃退してくれる効果があり、かどや健やかごま油はゴマリグナンのうちセサミン・セサモリンの含有量を保証している製品なんです。
アボカドキムチ
ゴマリグナンの効果をさらに高める、ごま油を使ったアレンジレシピを教えてくれました。
【アボカドキムチの作り方】
①アボカド1個をお好みの大きさに切る
②キムチ60gほどを加えて和える
③大さじ2杯のごま油をかけて混ぜ合わせれば出来上がり
肝臓は有害物質を解毒して排出する機能がありますが、その分傷つきやすいという特徴があります。
アボカドに含まれるグルタチオンは抗酸化力や解毒力が強く、キムチに含まれる唐辛子やにんにくにも解毒作用があります。
納豆にちょい足しするのもオススメ、納豆が苦手な人も食べやすくなるんだそう。
マルホン 太白胡麻油
ごま油の栄養はそのままに、香りを消して様々な料理に使えるようにしたごま油『マルホン 太白胡麻油』。
胡麻を焙煎をせずに生の状態で絞るので、ごま油なのに色が白くごまの香りもしないんです。
日本料理店『賛否両論』店主の笠原将弘さん、日本を代表するパティシエ『モンサンクレール』の辻口博啓さんなど、プロの料理人も愛用しています。
笠原さんによると、太白胡麻油は旨味とコクがアップしているので料理にコクや旨味を出したいときに使うと味がバッチリ決まるんだそう。
味噌汁の仕上げに回しかけたり繊細な日本料理に使ったり、お菓子作りに使うのもオススメ。
①酸化しにくい
②コレステロールゼロ
2008年のバター不足の際にパティシエがバターの代わりに太白胡麻油を使ってお菓子を作ったのがきっかけで、主婦の間で注目されるようになったんだとか。
太白胡麻油はバターと比べて酸化しにくく高温加熱に強いので、時間が経っても油っぽくなりません。
また、バターは大さじ1杯で約30mgのコレステロールが含まれていますが、太白胡麻油はコレステロール0なのでヘルシーなお菓子を作ることができます。
パティシエの辻口さんによると、バターの代わりに太白胡麻油を使うことでシフォンケーキなどの生地がやわらかくなりフルーツなどの素材の味が引き立つそうです。
じゃがいも太白味噌汁
日本料理店『賛否両論』店主の笠原将弘さんが、太白胡麻油を使った味噌汁のレシピを教えてくれました。
【じゃがいも太白味噌汁の作り方】
①一口大に切ったじゃがいもを鍋に入れ、水の状態から茹でる
②火が通ったら味噌を溶き入れ、風味付けに少量のみりんを加える
③仕上げに太白胡麻油をたっぷりと回し入れ、お好みで刻みネギをふれば出来上がり
ごまの旨味が加わって、まるで出汁で煮たような美味しいお味噌汁になります。
おわりに
肝臓が気になっている方、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。