【城下町総選挙】ランキング結果一覧 本当に行ってよかった城下町ベスト15

【城下町総選挙】ランキング結果一覧 本当に行ってよかった城下町ベスト15 エンタメ

2023年10月9日(月)放送の『城下町総選挙』。

テレビ朝日「旅好き国民1万人がガチで投票!本当に行って良かった城下町ランキングベスト20」の順位を発表します。

あなたにとって魅力的な日本の城下町はどこですか?

テレビで紹介された放送内容をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

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国民1万人がガチ投票!城下町総選挙

【城下町総選挙】ランキング結果一覧 本当に行ってよかった城下町ベスト15

日本全国には様々な「城下町」が存在します。

古き良き町並みだけでなく、お城を見たり、食べ歩きなども楽しむことができ、観光スポットとしても大人気。

そこで旅好きの日本国民1万人に「行ってよかった日本の城下町」についてアンケートを実施。

番組が日本全国からピックアップした人気観光地115の城下町の中から1位~5位を選んで投票してもらい、それぞれのポイントを集計してランキング化しました。

1位10pt、2位7pt、3位5pt、4位3pt、5位1pt。

「歴史」「グルメ」「絶景」などの観点から選ばれた、禁断のランキングベスト15を大発表します。

番組出演者の1位予想

【MC】
・太田光(爆笑問題)…川越城下町
・田中裕二(爆笑問題)…江戸城下町
・ウエンツ瑛士…大阪城下町

【スペシャルプレゼンター】
・坂東彌十郎…松本城下町

【ゲスト】
・新内眞衣…金沢城下町
・鈴鹿央士…金沢城下町
・高橋英樹…松本城下町
・ビビる大木…萩城下町
・室井滋…金沢城下町

第20位:弘前城下町(青森県)

こちらは順位の紹介のみでした。

第19位:萩城下町(山口県)

関ヶ原の戦いで西軍総大将を務めた毛利輝元によって1604年に築城されたのが萩城です。

輝元が萩城とともに整備した城下町は約260年にわたり毛利36万石の城下町として発展。

江戸時代後期には桂小五郎や高杉晋作、伊藤博文など幕末に活躍した多くの長州志士を排出しました。

現在、残念ながら萩城は解体されて建物は残っていませんが、最先端のAR技術によりスマホの中で当時の萩城の雄姿を見ることができます。

付近の看板にある二次元コードを読み込むだけで、江戸時代の城下町から見た萩城の姿を再現することができるんです。

また萩城下には幕末の日本の歴史を動かした長州志士たちのゆかりの地が数多く点在しています。

奇兵隊を創設した高杉晋作の誕生地、薩長同盟を締結した桂小五郎の誕生地(木戸孝允旧宅)、初代内閣総理大臣の伊藤博文旧宅(国指定史跡)、そして彼らが吉田松陰の下で学んだ松下村塾(世界遺産)など、今なおそのものの姿で残っています。

他にも幕末ファンにはたまらない胸アツスポットや歴史を感じられるスポットがそこかしこにあり、まさに町中が博物館。

さらに萩城下町は当時の区画もほぼそのまま残っていて、「古地図で街歩きができる」と言われるほどなんだそう。

着物の着付け+電動キックボードに乗って狭い道を効率的に散策できるレンタルセット(萩ふくや/3時間8,400円~)も観光客に人気です。

第18位:竹田城下町(兵庫県)

雲海に浮かぶ幻想的なその姿から「天空の城」とも呼ばれているのが竹田城です。

9月~11月は雲海が発生しやすく、まさに今が見頃。

竹田城は1443年頃に山名宗全が命じて築城されたのが始まりとされています。

その後豊臣秀吉から三度も攻められ、1580年には秀吉の支配下に。

戦国時代には自然銀を多く含む日本最大の鉱脈とも言われた銀山「生野銀山」を手に入れるのが目的だったと言われています。

そんな竹田城の眼下に竹田駅前に延びる全長1.5kmほどの瓦屋根の一帯が、かつての竹田城下町。

通りに並ぶお寺の外壁には鉄砲や矢を撃つための「狭間」と呼ばれる穴があり、何度も攻められた城下町を物語る名残も見ることができます。

また宿場町としての顔を持つ竹田城下町には、古い建物をリノベーションした宿が数多く建ち並んでいます。

水路が流れる部屋に泊まれる宿「竹田城 城下町 ホテルEN」は観光客に大人気のスポット。

1名48,620円~(2名1室2食付き)※お部屋のグレードや季節により値段が変わります

元々は武田信玄の家臣だった飯尾右京之進直利の次男が姓を木村にして移り住み、酒造を営んでいた場所なんだそう。

築120年ほどの母屋は国の登録有形文化財に指定されています。

客室は離れも含めて全13部屋あり、蔵をそのまま客室にした部屋や1棟丸ごと貸切のスイートルームなど、同じ造りのものが二つとない贅沢なホテルです。

中でも予約が殺到している人気の部屋が、酒造時代に木村家が寝室として使っていた部屋で、砂金が練り込まれた砂壁は現在では修復困難と言われている特殊な技術が使われています。

そしてもう一つ、まさに城下町を感じられると人気の部屋が「樫602」、元々は住居だった一軒の建物を中庭を含めて客室として使用できる貴重な部屋。

その部屋を縦断する形で流れているのが城下町の防火対策として作られた「絹屋溝」という用水路です。

ベッドルームはちょうど水路の上に位置していて、城下町に思いを馳せながら眠りにつくことができるんです。

第17位:松江城下町(島根県)

こちらは順位の紹介のみでした。

第16位:角館城下町(秋田県)

こちらは順位の紹介のみでした。

第15位:犬山城下町(愛知県)

織田信長の叔父・織田信康によって1537年に建てられたと言われる犬山城は秀吉と家康が奪い合った白としても有名です。

1584年、両者唯一の直接対決となった「小牧・長久手の戦い」の際には、秀吉が犬山城に入城。

両軍のにらみ合いは長く続きますが、決定的な勝敗はつかないまま和睦となりました。

江戸時代になると尾張徳川家の重臣である成瀬正成が城主になり、成瀬家が幕末まで城主を務める中で犬山城下町は北を流れる木曽川を使った交易も盛んになり、政治・経済の要所として栄えていきます。

そびえる天守は現在も残る「現存12天守」の1つで、国宝にも指定されています。

人気スポットの天守最上階には江戸時代の建築様式「廻縁(まわりえん)」があり、360度ぐるりと城下町を見渡せるのは全国で犬山城と高知城の2つだけなんだそう。

そんな犬山城の南側に広がるのが犬山城下町です。

犬山城の東にある庭園「有楽苑」内にある国宝の茶室「如庵」は、織田信長の弟でもある茶人・織田有楽斎が建てたもので、現存する国宝茶席三名席の1つ。

普段から見られる国宝の茶室は全国でここだけ、月に1度内部に入室できる見学会も催されています。

さらに犬山城の麓にある三光稲荷神社の拝殿手前にある銭洗池は、御神水でお金を洗うと何倍にもなって返ってくるご利益があると言われているんだとか。

城のすぐ北を流れる木曾川で行われる鵜飼いツアーは船で並走して間近に楽しむことができます。

木曽川鵜飼は1300年続く伝統の鵜匠が鵜を使って川魚を獲る漁。

犬山城下町で140年愛され続ける串グルメ、串に刺した木綿豆腐に赤味噌を塗って焼いた「味噌田楽」も観光客に大人気で、1880年頃からお店を構える「松野屋」では約140年前と変わらぬ味の田楽が楽しめます。

さらに進化系串グルメ、1本で5種類の浅漬けが楽しめる「浅漬串」、焼きおにぎりの間にうりや大根の漬物を挟んだ「醤油おこげ串」、他にもバームクーヘンを串に刺したものやカラフルな串団子、あられをまとったサクサクの串カツなども人気になっています。

このような串グルメの人気もあり、犬山城下町は2003年からの20年間で観光客が約3倍に増えているんだそう。

第14位:彦根城下町(滋賀県)

1622年完成、天守が国宝に指定されている彦根城。

1600年の関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、豊臣家や西国大名を監視するために家臣の井伊直政に命じて築かせたお城です。

築城から400年、戦火を免れ一度も壊されることなく今も当時の姿を残す貴重なお城。

その南側を中心に彦根城を取り囲むように広がる彦根城下町は、敵を侵入させない井伊家の城下町づくりを感じられると人気の散策地区になっています。

侵入者を迷わせる行き止まり「どんつき」、道をずらして敵の勢いを削ぐ「くいちがい」、さらに城下町の一番外側には戦のとき真っ先に城に向かう足軽が住んでいた屋敷などなど。

河原町・芹町地区は江戸時代に建てられた町家が残る重要伝統的建造物群保存地区。

そして江戸時代から人気の絶品“武士グルメ”「近江牛」が食べられるのが、江戸時代に城下町のメインストリートだった大人気の観光スポット「夢京橋キャッスルロード」。

昭和8年創業の千成亭が営む「近江肉せんなり亭 伽羅」では自社牧場で育てたA5ランクの近江牛を贅沢に使ったすき焼きや、A4ランク以上の近江牛を使った牛丼が人気です。

中でも徳川将軍家の好物だったと言われているのが、将軍家に献上されていた「近江牛の味噌漬け」。

京都の西京白味噌に1週間ほど漬け込むことで保存期間を伸ばすという伝統的製法で作られています。

彦根藩主で時の大老・井伊直弼が江戸城の桜田門前で暗殺された「桜田門外の変」に、実は近江牛が関係していたとされる逸話が残っています。

彦根藩は戦や狩りのときに鳴らす陣太鼓を幕府に献上する慣例があり、そこに張る皮を取るために「牛の殺生」が唯一認められていた藩。

その際に近江牛の味噌漬けを“滋養強壮の薬”として製造し、藩主の井伊家から徳川家に献上していました。

しかし仏教を熱心に勉強していた井伊直弼は牛を殺すことを禁止し、代々続いていた近江牛の献上を中止してしまったという歴史があるんだそう。

第13位:伏見城下町(京都府)

1590年に天下統一した豊臣秀吉が隠居用として築いたのが伏見城です。

秀吉は城下町の整備にも力を入れ、1866年に坂本龍馬が襲撃された寺田屋や古民家、寺院、老舗の飲食店など風情ある街並みが今も残っています。

さらに城下町から少し足を延ばしたところには大人気観光スポットの伏見稲荷大社があります。

朱塗りの鳥居がずらりと連なる圧巻の千本鳥居は圧巻の一言。

駿河屋」には秀吉が絶賛したという羊羹「太閤秀吉献上羊羹」があり、お土産としても大人気。

当時、秀吉が茶会の引き出物に使っていたという羊羹を職人が再現したものなんだそう。

寒天で固める現在主流の練り羊羹と比べ、小麦粉やくず粉などを使い蒸すことで固める蒸し羊羹です。

また伏見には有名な酒どころもあり、現在20以上の酒蔵があります。

江戸時代から続く老舗の酒蔵「月桂冠」では地下水を使った美味しい日本酒の飲み比べも楽しめます。

第12位:川越城下町(埼玉県)

1457年、太田道灌とその父親の太田道真によって築城されたのが川越城です。

現存するのは1848年に再建されたものの一部。

江戸時代には徳川幕府が北の守りのかなめとして重要視。

徳川家康の次男・結城家康を祖とする越前松平家が城主となり栄えました。

そんな川越城周辺に広がるのが川越城下町で、江戸との繋がりの深さから「小江戸」とも呼ばれています。

川越城下町にはさつまいもを使ったお店が100以上もあり、中でも人気なのが創業から約160年の「紋蔵庵」です。

特に人気なのがさつまいもが入ったかりんとう「つばさかりん」、素材の甘味を活かした餡を黒糖入りの生地で包んで揚げた和スイーツ。

他にも進化したさつまいもスイーツも人気で、壺で2時間じっくりと焼き上げた焼き芋にカスタードクリームを入れた「焼き芋ブリュレ」や、川越産のさつまいもを練り込んだプリンも話題になっています。

約100年の歴史を持つ飴屋では昔ながらの飴作りを見学でき、お土産としても大人気。

1200年ほど前に創建され、夫婦円満・縁結びの神社として信仰されてきた川越氷川神社は境内にある「幸せを呼ぶ絵馬トンネル」などが人気になり、縁結びのスポットとして再注目されています。

第11位:松本城下町(長野県)

天下統一を果たした豊臣秀吉が家康を監視するために築城したのが松本城です。

現存する日本最古の「五重六階」の天守は国宝にも指定されています。

五重六階とは外からだと5階に見えるのに内部は6階になっている作りのこと。

夜はライトアップされ、風のない日にはお堀に浮かぶ“逆さ松本城”が楽しめます。

さらに春は桜、雪は冬化粧やレーザーマッピングなど、四季折々の景色が楽しめると観光客に人気になっています。

城の南側に位置するモノトーンのレトロな佇まいの中町通りは、白と黒の壁で統一された「なまこ壁」と呼ばれる日本伝統の壁塗りの手法で作られています。

江戸時代に頻発した火災から店を守るために編み出されたもので、火に強い瓦を使い漆喰で厚く塗ることで耐火性と耐久性を高めているんだそう。

また400年以上続く家具の街として、伝統家具が外国人観光客に大人気。

その松本家具の中でもイギリスのウィンザーチェアなど諸外国の家具技術を取り入れて生まれたのが「松本民芸家具」です。

その特徴は洋の中にもどことなく和の雰囲気を感じさせる独特のデザイン。

また浅間温泉街で日本三大奇祭の一つ「松明まつり」も観光客から大人気になっています。

第10位:小田原城下町(神奈川県)

1400年代中ごろに築城されたと言われ、約100年関東の拠点になったのが小田原城です。

中でも1560年、上杉謙信によって攻められた「小田原城の戦い」では謙信率いる約10万の兵を相手に籠城戦を耐え抜き、撤退させることに成功。

難攻不落の城として名を轟かせることになりました。

そんな小田原城とともに発展してきた小田原城下町は東海道の宿場町として栄えました。

海の幸から足湯・夜景まで楽しめる、駅から徒歩1分の場所にある新名所「ミナカ小田原」が観光客に人気。

14階建てのタワー棟に併設されていて、タワー棟と小田原新城下町からなる2020年にオープンした複合商業施設です。

最上階には小田原の景色が一望できる展望足湯庭園があり、箱根湯本の天然温泉が使われいてファミリー客に大人気。

夜になると幻想的にライトアップされ、利用はなんと無料。

その日に獲れた地魚の海鮮丼やすり身を使った小田原ロールなどグルメも大人気で、中でも「魚商(さかなや)小田原六左衛門」の海の幸を使ったおにぎりが大人気。

他にも1587年創業の魚商「鮑屋」のあわび焦がしバター醤油は、濃厚なあわびの味を堪能できると観光客に大好評なんだそう。

第9位:名古屋城下町(愛知県)

1615年、徳川家康の命で築城されたのが名古屋城です。

城全体の設計・縄張りは藤堂高虎、天守台の石垣は加藤清正と、当時の城作りの名手によって作られた城はまさに名城。

大天守によって掲げられた金のしゃちほこは言わずと知れた名古屋のシンボルになっています。

また5年前には約150億円をかけて本丸御殿が復元され、さらに天守木造復元計画も進行中です。

そして名古屋グルメが勢揃いしている2018年オープンの新名所「金シャチ横丁」は観光客に大人気。

かつての城下町を再現した飲食施設で、多くのお店が軒を連ねています。

中でも人気なのが大正14年創業「山本屋総本家」の味噌煮込みうどん「金シャチ煮込みうどん」と、「矢場とん」の名古屋名物みそかつ「黄金みそかつ御膳」。

八丁味噌の名前の由来は徳川家康が居城とした岡崎城から西へ八丁(約870m)の場所にある八丁村で作られていたことから。

さらに名古屋のシンボルであるテレビ塔「中部電力 MIRAI TOWER」内には2000年に城下町を一望できるホテルがオープンしました。

第8位:会津若松城下町(福島県)

1593年、蒲生氏郷によって東日本初の本格的な天守を構える城として誕生したのが鶴ヶ城(会津若松城)です。

幕末の戊辰戦争では新政府軍の1か月に及ぶ猛攻に耐えた難攻不落の名城として知られており、日本百名城の一つに数えられています。

幕末の会津若松を語る上で外せないのが、16~17歳の少年たちで編成された白虎隊です。

戊辰戦争で新政府軍を相手に奮戦するも退却、燃える城下町を目撃して城が陥落したと思い込んだ少年たちの全員が自害を図ったという悲しい歴史があります。

そんな白虎隊の隊員たちが学んだ学校が「日新館」で、会津藩の武士の子は10歳になるとこの日新館に入学することが義務づけられ厳しい教育を受けたんだそう。

会津若松駅から車で約1時間の場所にあるJR只見線からは、眼下に広がる只見川と列車が織りなす絶景を楽しめます。

そして1200年の長い歴史を持ち、渓谷と深い山々に囲まれる芦ノ牧温泉街にある人気スポット「大川荘」。

人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する無限城に似ていると話題になり、全国の鬼滅ファンが殺到しているんだそう。

第7位:高山城下町(岐阜県)

飛騨一国を統一した武将・金森長近が1603年に築城したのが高山城です。

軍事機能を優先させた造りではなく、御殿風(豪華な屋敷)の天守閣を備えているのが特徴。

金森長近は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と、時の天下人に仕えていたという経歴を持つ人物で、そに長近が商人の街として発展させたのが高山城下町です。

江戸時代、商人たちが発展させた街並みが残る「古い町並」と呼ばれるエリアには、江戸時代から木造家屋が密集する地区で、国選定重要伝統的建造物保存地区に指定されています。

そんな商売繫盛を狙った金森長近の商人らしい街並みが観光客の心を掴んでいます。

さらにみたらし団子や飛騨牛串、アイスなどの食べ歩きグルメも大人気で、約200mほどの道に10軒以上の食べ歩きができるお店があります。

また毎年10月9日・10日に開催される「秋の高山祭」は10万人以上が来場する大人気イベント。

見どころはからくり人形が取り付けられた屋台で、職人が人形を巧みに操るその技は一見の価値あり。

櫻山八幡宮の敷地内にある「高山祭屋台会館」では江戸時代から残る屋台が4台展示されています。

1585年以降、五穀豊穣や無病息災を願って始まったとされるお祭りで、当初の屋台は車に幕を張っただけの質素な屋台だったんだそう。

その後高山証人が経済力をつけるにつれて様々な装飾が付けられるようになったんだとか。

からくり人形の操作法は江戸時代から高山城下町で代々受け継がれている伝統で、そう簡単に習得することができない、まさに神業です。

第6位:熊本城下町(熊本県)

1607年の関ヶ原の戦いの後、肥後藩の初代藩主となった築城名人・加藤清正によって築城されたのが熊本城です。

その目的は薩摩の島津家が治めていた薩摩藩の監視のためとも言われています。

その後1877年、日本最後の内戦と言われる西南戦争が勃発。

政府軍約3300人に対し、西郷隆盛率いる薩摩軍は約1万3000人と圧倒的兵力差にもかかわらず、政府軍はなんと52日間にわたる籠城に耐え抜きました。

西郷隆盛は「おいどんは官軍に負けたのではない、清正公に負けたのだ」という意味の言葉を残したと言われています。

そんな熊本城は今、2016年に発生した熊本地震からの復旧工事が続いています。

天守閣と日本最長を誇る長塀は完全復旧されたものの、櫓などすべての工事が完了するのは2052年の見通しです。

そして熊本と言えば馬肉料理、城下町にある人気の馬肉料理店「菅乃屋」では一頭の部位からわずかしか取れない希少部位「千本スジ」や「フタエゴ」などをいただける馬刺し盛り合わせが大人気。

他にもお好みの焼き加減でいただく馬焼き、霜降り肉の馬握り、ホルモンの天ぷらなど、熊本城下町を訪れた人は必ず食べるという定番中の定番名物グルメです。

加藤清正の朝鮮出兵時に食料が尽きてしまったとき、やむを得ず手を出したのが戦死した軍馬だったと言われています。

苦肉の策でしたが驚いたのがその美味しさ、さらに滋養強壮にも良いと感じた加藤清正が馬肉の素晴らしさを城下町に広めたとされています。

今では生産量、消費量ともに日本一、熊本は誰もが知る馬肉の城下町になりました。

熊本城の南に広がる新町・古町エリアには400年前の江戸時代からあるお寺の多くが当時と変わらない状態で残っていて、お寺巡りを楽しむことができます。

第5位:江戸城下町(東京都)

1590年、徳川家康が江戸に入った後に大規模な改修に取り組み始め、3代将軍の家光の時代に完成したのが江戸城です。

完成までに30年以上の歳月をかけて作られたその規模は城郭として日本最大級のもの。

江戸時代には現在の皇居がある敷地に建っていた江戸城を中心に広大な城下町が栄えていました。

その範囲は北は水道橋から南は新橋駅辺りまでと日本最大。

銀座も赤坂も日本橋も江戸の街として当時から賑わっていて、世界的に見ても江戸は有数の大都市でした。

中でも大人気のスポットが400年続く日本随一の行楽地である浅草。

1400年近い歴史を持つ浅草寺をはじめ、仲見世通りなど江戸の情緒あふれる街並みを楽しめます。

江戸時代の文化・文政期創業の鰻店「駒形前川」では、200年以上継ぎ足し続けている秘伝のタレでじっくり焼き上げた「うなぎ坂東太郎うな重」が人気。

1854年創業「梅園」では和スイーツ「あわぜんざい」が人気で、きびをついた餅のほんのりとした渋みと餡の甘みの調和が絶品なんだそう。

第4位:姫路城下町(兵庫県)

1333年、足利尊氏とともに戦った赤松則村が姫山に縄張を築いたのが始まりとされているのが姫路城です。

そして“白鷺城”と呼ばれる現在の美しい真っ白な城に作り替えたのが、徳川家康の家臣である池田照政とされています。

西国大名を監視するために堅牢で美しい城を建てたとされ、木造建築として世界でも類を見ない完成度の高さと、戦災を免れた保存状態の良さから1993年には日本初の世界文化遺産に登録されました。

姫路城の北東に広がる野里地区には室町時代に建てられた寺社仏閣、町屋などが残り、城下町の風情が観光客の心を掴んでいます。

中でもタイムスリップしたかのような絶景が見られると人気なのが、姫路城に隣接する庭園「好古園」。

他にも966年創建の「書寫山圓教寺」は“西の比叡山”とも言われる、東京ドーム7個分もの敷地を有する寺院で、仏教などの修行のために作られた18の建物が点在しています。

トムクルーズがその幻想的な雰囲気に惚れ込み、2003年公開の大ヒットハリウッド映画「ラストサムライ」が撮影されました。

姫路城下町にはスイーツのお店もたくさんあり、中でもかりんとうが茶菓子として昔から大人気。

その後お菓子の街として発展し、和菓子から洋菓子まで様々なお菓子店が密集し、今では合計110店以上が軒を連ねています。

第3位:大阪城下町(大阪府)

1585年頃、天下統一の拠点として豊臣秀吉が築城した大坂城、しかし1615年に徳川家との戦い「大坂夏の陣」であえなく落城しました。

その後勝利した徳川幕府が、秀吉が築城した大坂城を凌ぐスケールで再築したのが大阪城です。

以降、家光、家茂、慶喜など徳川将軍が代々城主を務めました。

大阪城には日本一の高さを誇る石垣があり、本丸東側にある石垣は約32mもあります。

さらに内部には全国の城でも珍しい、敵の頭上に槍を落とすための防御設備「槍落とし」があり、この設備は他に姫路城と小田原城にしかないんだそう。

東西に広がっていたとされる城下町は戦争の影響で当時の面影はほぼ残っていませんが、350年前から根付く食文化「だし文化」は今でも大人気。

大阪を物流の拠点にしようと考えた秀吉が水路を張り巡らせたことで物流がスムーズになり、北海道の昆布が大阪の方に入ってきやすくなったんだそう。

中でも観光客に人気の商店街が「黒門市場」、現在は長さ約580mの通路に約150店舗が軒を連ね、日本人だけでなく世界各国からのお客さんで賑わっています。

たこ焼き、お好み焼きなどの粉もんグルメが特に人気で、3年連続ミシュランガイドに掲載されたこともある名店「たこ焼道楽わなか」のたこ焼きの決め手は、昆布・鰹・イワシ・サバを粉末にしてたこ焼き粉のだしに入れていること。

人気うどん店「釜上げうどん二葉」でもだしへのこだわりは強く、じっくりと低温でだしを出すことで旨みを抽出しています。

他にも南のエリアにある大阪の新名物スパイスカレー「旧ヤム邸 空堀本店」ではこだわりの昆布だしをスパイスカレーに投入することで深いコクと旨味を引き出し、大阪城下町を訪れる人の心を掴んでいました。

第2位:金沢城下町(石川県)

戦国時代末期、織田信長や豊臣秀吉に仕えた前田利家が本拠地とした城が金沢城です。

金沢城を中心に栄えた金沢城下町は江戸時代に入ると加賀百万石の城下町として発展。

江戸末期には江戸・大阪・京都に次ぐ人口を有する都市になりました。

そんな金沢城のすぐ隣にあるのが江戸時代を代表する庭園「兼六園」です。

今も江戸時代と変わらぬ四季折々の美しさを見せ、日本三名園のひとつに数えられています。

そして金沢城下町の東西二か所に位置するのが、江戸後期に作られ芸人遊びなどで栄えた茶屋町。

通りには茶屋建築と呼ばれる端正な格子戸の家々が連なり、今も美しく風情ある街並みが人気です。

中でも体験型スポットとして人気なのが加賀百万石の金箔体験。

国内生産の約99%を占める金沢の金箔は、安土桃山時代には既に存在していたとされる金箔製造の技術が今日に受け継がれ、2020年12月にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

そんな金沢城下町で人気のグルメが金箔ソフトクリームで、他にもかき氷やたこ焼きにも丸々一枚の金箔が使われています。

さらに金箔エステは肌の新陳代謝を促す効果が期待できるんだとか。

第1位:首里城下町(沖縄県)

多くの観光雑誌にも特集が組まれる人気の観光地が首里城下町です。

琉球王国の風情が残る風景や泡盛なども人気ですが、観光客の一番のお目立てはなんといっても14世紀に築城された首里城。

4年前の火災により正殿をはじめとした9つの施設が焼失してしまいましたが、現在焼け落ちた正殿は3年後の2026年に向けて復元作業が進行中です。

そんな新事実を踏まえた復元の様子はあえてお客さんが見やすいような展示に。

今しかない貴重な瞬間を見ることができると多くの観光客が訪れています。

おわりに

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熊本城下町、見事6位にランクインしました!

そして九州・沖縄地方からは沖縄県の首里城下町が堂々の第1位に輝きました!

行ってよかった城下町ランキング、ぜひ参考にしてみてください。

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【冷凍食品総選挙】国民1万人がガチで投票した冷凍食品ランキングベスト30
2019年4月16日(火)放送のテレビ朝日『国民1万人がガチで投票!冷凍食品総選挙』。 「ちょっと小腹が空いたなぁ…」 「明日のお弁当のおかずどうしよう?」 こんなときに役に立つのが、レンジでチンしてささっと食べられる冷凍食品ですよね♪ 全...
【テレビゲーム総選挙】ランキング結果一覧まとめ!1位~100位【国民5万人がガチ投票】
2021年12月27日(月)放送の『テレビゲーム総選挙』。 テレビ朝日「国民5万人が選ぶ好きなテレビゲームソフトランキングBEST100」の順位を紹介します。 あなたの好きなテレビゲームは何ですか? 据え置き型テレビゲーム機、携帯型ゲーム機...
【プロ野球選手総選挙】ランキング結果一覧 最高のプロ野球選手1位~30位をプロ野球ファンがガチ投票
2023年2月23日(木)放送の『プロ野球選手総選挙』。 テレビ朝日「日本全国のプロ野球ファン1万人が選ぶ本当にスゴいと思うプロ野球選手ベスト30」の順位を発表します。 あなたにとって史上最高のプロ野球選手はだれですか? テレビで紹介された...
【マツコの知らない世界】アニメ聖地巡礼の世界!日本全国アニメの聖地一覧
2023年7月11日(火)放送の『マツコの知らないアニメ聖地巡礼の世界第2弾』。アニメ聖地巡礼ブームを陰ながら支える4人のオタク、鯛さん/軟軟冰さん/刑部慶太郎さん/夷さんが全国から厳選、世界が注目する日本各地のアニメ聖地を紹介します。 エ...

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