【ブログを挫折しそうなあなたに伝えたい】『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』

書評/要約まとめ

【ブログを挫折しそうなあなたに伝えたい】『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』

こんにちは!脱初心者ブロガーの
カズ()です。

 
ブログをやっているならほとんどの人が知っているだろう、というぐらいブロガーの間でめちゃくちゃ有名なのがマナブさん()。
 
 
ブログの毎日更新をずっと続けておられる、まさに『ブロガー界の神様』とでも言えるような存在の方です。
 
 
そして、同じブロガーの僕が本当に尊敬しているブロガーさんの一人でもあります。
 
 
先日、そのマナブさんがこんなツイートをしておられました。
 
 


 
 
マナブさんがこのツイートをされた直後、メルカリを始めとしてどこもあっという間に売り切れ状態に…
 
 

ものすごい影響力(;´∀`)

 
 
そして「あのマナブさんでもブログで何度も挫折してきたんだ」と素直に驚きました。
 
 
そんなマナブさんが、気持ちが折れそうになるたびに何回も読み返していたという本『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』をさっそく購入してみました。
 
 
読んでみた感想としては「こんな気軽な気持ちでブログをやってもいいんだ」と少し気持ちが楽になりました( ˘ω˘ )
 
 
今回は『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』について書こうと思います。

『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』について

この本は、ブロガーのいしたにまさきさんがツイッターを通しておこなった、人気ブロガーさん110名の方々へのアンケートの結果をまとめたものです。
 
 
また、そのアンケートの結果から導き出された『事実』についても分かりやすく書かれています。
 
 

・ネットで情報発信する際にいちばん必要な個人のスキルはなんでしょう?
・あなたがネットで情報発信する際に心がけていることは?
・あなたがネットでの活動を続けることができた理由はなんでしょう? なぜ続いてきたのでしょう?
・あなたがネットで活動を続けてきたことで、収入に変化はありましたか?
・収入に変化があった場合、それは活動始めてからどれくらい経ってからですか?
・ブログなどのアクセス数を増やす工夫をしていますか?
・ツイッターのフォロワーを増やす工夫をしていますか?

 
 
などの質問についてブロガーさんたちの回答が書かれています。
 
 
2010年出版の本ですが、当時すでに10年以上ブログをやられているようなブロガーさんたちがたくさん出てきます。
 
 
『ブログを継続すること』について、僕のような駆け出しのブロガーが今でも充分に参考にできる良書だと感じました。

3年間はブログをやめない

ここから引用

 いろいろな場面で、私は「どうすれば、多くの人に見てもらえるブログにすることができるのでしょうか?」という質問をよくされます。
正直なところ、そんなものに回答なんてないのですが、それでも確かに言えることがひとつだけあります。
それは「ブログをやめない」ことです。
少なくとも、3年ブログをやめないことで、以下のようにそれぞれの年を想定することができます。
あのGoogleマップがベータ版でなくなるまでに5年。あの林雄司さんが10年前からやっているのです。
これから新しいことを始めようという人たちが、とりあえず3年ということを想定しないでいい理由はありません。
ではその3年とは、どのような期間なのでしょうか。

引用ここまで
 
 
そして、この3年という期間をそれぞれ
 
 

・1年目:種まきの期間→思いついたことを何でもやってみる時期
・2年目:→当たりくじを育てる時期
・3年目:→いよいよブログに実がなる時期

 
 
という風に説明しておられます。
 
 
つまり「とりあえず3年やってみようよ」ということなんですよね。
 
 
ブログに限らずなんでもそうですが、始めていきなり結果が出るなんてまずないですもんね。
 
 
それこそ一部の天才ぐらい。
 
 
この本を紹介してくれたマナブさんだって、最初は何度も挫折しそうになりながらも毎日地道にブログを継続して今があるっていうことなんですから…

この本が伝えたい3つのこと

・やめないこと
・無理をしないこと
・がんばらないこと

 
 
ズバリ、この3つなんですね。
 
 
アンケートに答えているブロガーの皆さん、自分の好きなことや言いたいことを思い思いにマイペースでやっていたら、いつの間にか続いていたという人たちばかりなんです。
 
 
「ブログをバズらせて有名人になってやる!」
「たくさんアクセスを集めて広告収入でガッポガッポ稼ぐ!」
「ブログを成功させて人生大逆転だ!」
 
 
というような、とにかくひたすら結果主義でやっているのではなく、皆さんいい意味で欲がないんですよね。
 
 
あくまで「自分が書きたいことを好きなように書いていた」という目的がまずあって、その結果として有名ブロガーになったりアクセスが集まる人気ブログになったってことなんです。
 
 
なんなら「惰性でやっていたら続いていた」とまで言っていた人もいましたよ(笑)
 
 
これまでたくさんの長寿番組の司会を務めてきた、あのタモリさんも「がんばると疲れる、頑張ると続かない」とおっしゃっていました。
 
 


 
 
そして、還暦を過ぎた今でもお笑い芸人として現役バリバリで活躍されている明石家さんまさん。
 
 
「ま、しゃーないか」というある意味開き直った前向きな考え方で、これまでたくさんの困難を乗り越えてこられたんだそうです。
 
 


 
 
お二人に共通しているのは、たとえそれが仕事だとしても何事も自分自身が楽しんでやっておられるということ。
 
 
人間、最初だけ張り切って徹夜して頑張りまくったとしてもいつかはそれに限界が来てしまうんですよね。
 
 
ブログだってそう。
 
 
「こんなにがんばったのに大した結果が出ないじゃん…もういい!ブログなんてもうやらない!」ってなっちゃうんだと思うんです。
 
 
ブログが続かない、書きたいことが見つからないって人は、もしかしたら先に結果だけを追い求めようとしているからなのかもしれないですよ。
 
 
ブログっていうのは特に期間がきまっているものではなくて、ある意味『終わりがないもの』なんですよね。
 
 
それこそ、続けようと思えばインターネットそのものが消えてなくならない限り、自分が死ぬまで続けられる媒体なんです。
 
 
だからこそ変に気負ったり力んだりせずに、まずは自分が興味を持ったことやみんなにも知ってほしいことを気軽な気持ちで、マイペースで好きなように書けばいいのではないのでしょうか。

おわりに

『ブログは短期集中ではなくて人生と同じようにロングスパンで考えよう』ということをこの本は教えてくれました。
 
 

取っ散らかった文章だって、ただひたすら自分が言いたいことだけ書いてる記事だって、やめずにいられたらそれでいいんじゃない?

 
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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