昨日、仕事から帰ってくると郵便受けに茶色い封筒が。
差出人を見てみると『熊本市役所 環境対策課』というところから。
なにやらアンケートの依頼らしく、熊本市に住んでいる満20歳以上の人の中から任意に3000人を選んで郵送しているそう。
どんな内容なのかと封を明けてみると『SDGs』というものについての『環境に関する市民アンケート調査』とのこと。
ということで、今回はこのアンケートの中身を紹介しながら『SDGs』とはなんなのか?について分かりやすく説明してみようと思います。
目次
1 『SDGs(持続可能な開発目標)』とは?
2 SDGsの達成すべき『17ゴール』
3 今日からあなたにもできること
4 おわりに
『SDGs(持続可能な開発目標)』とは?
“持続可能な開発目標”の英語の頭文字をとったものが、SDGsです。
平成27年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030(平成42)年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17ゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む普遍的なものです。
熊本市も取り組んでおり、平成31年度から積極的に広報を行い、色々な市の方針にSDGsの考え方を取り組んでいくこととしています。
また、市民や企業の参画も要請されており、さまざまな解決目標を定め取り組む企業も増えています。
SDGsは、市民一人ひとりにも密接に関わっており、市民一人ひとりの意識を変えることも求められています。
-アンケートより抜粋
うーん、なんだかいまいちよく分からないですよね汗
ちなみに「持続可能な開発目標」の英語「Sustainable Development Goals」の頭文字を取ったのがSDGsなんだそう。
この国際社会共通の目標、より分かりやすく理解できるように17項目に分けられているそうなので紹介しますね。
SDGsの達成すべき『17ゴール』
1 貧困をなくそう
2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8 働きがいも 経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正を全ての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
ふむふむなるほど、こうやって具体的な目標を見てみるとグッと分かりやすくなりましたよね!
つまり「世界中の人たちがより良い生活を送れるように一人ひとりが努力しましょう」ということなんだと僕は理解しました。
ちなみにアンケートの質問をいくつか抜粋してみると
問2 あなたは、熊本市民の共有財産である地下水が、市民、事業者、行政の保全活動により守られていると感じますか。
問6 この1年以内で、環境に関する学習会やイベント等に参加しましたか。
問12 どのような条件が整えば、より多くの人がまちづくりとしての環境保全活動に関わるようになると思いますか。
問18 「COOL CHOICE(クールチョイス)」について知っていますか。
問19 「ZEH(ゼッチ)」について知っていますか。
などの質問が30問ありました。
今日からあなたにもできること
・余計なものを買わない
・食べ物を粗末にしない
・水を出しっぱなしにしない
・いじめや差別をしない
・物を大切にあつかう
・買い物にはマイバッグを使う
・自然を大切にする
などなど、今日から僕やあなたも取り組めることってたくさんありますよね。
別に難しく考える必要はないんです、普段の生活の中で身近なことから始めてみましょう。
SDGsについてもっと知りたくなったって方は、↑こちらのサイトで日本での実際の取り組み事例なども合わせて詳しく書かれていましたよ。
おわりに
『SDGs(持続可能な開発目標)』という国際目標、このアンケートで初めて存在を知りました(笑)
きっと僕みたいな人がほとんどだと思います。
政府ももっと積極的にPRすればいいのに。
ちなみにこのアンケート、インターネットでも回答できるとのことですが、せっかくなので無駄にならないようにこのアンケート用紙を使用して回答しました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。